Arrwos F-05J SDカードの内部ストレージ化

 今年の冬に、防水・防塵の自転車・バイクでのナビ用途として富士通製Arrows F-05Jを購入したがほったらかしだったので遂に使うことにした。

 Sim解除されていた新品が安かったので、衝動買いに近い感じでイオシスにて購入。この前、ちゃんと海外でも使えてよかったよかった。それじゃ慣れてきたので、日本でも使ってみようかと考えたのである。

んで、購入の際、内部ストレージが16GBしかないけど、Android端末は、SDカード入れればいいんだよね〜 と思っていたが、Arrowsは、SDカードを内部ストレージにすることが出来ないと、色々書かれていました。

マジか?と思ったが、やれば出来ることがわかったので、忘れないようにメモ書きしておきます。

 

Step1:⚫️android SDK platform tools の入手

Mac用、Win用等あるので好きなものを。ただし、Step2に記すコンパイル済みのドライバは、Win用しかないので、ここで面倒を踏みたくない場合は、Win環境が早い。

→adbコマンドを使うために、このツールをダウンロード後、Cドライブのどこかへコピーする。

 仮想環境windows7(home,32bit)では、C:¥android¥sdk¥platform-tools¥ へ。

 また、windows pathを通すこと。上記のディレクトリは任意で可。

 ※Win10ノートもあるのだが、Mac上で作業を始めたので、インスト済みの仮想環境で作業した。出来たのでOK。

コマンドプロンプト:adbで確かめる。 pathと打てば、通っているpathが出る(要確認)。

 

Step2:⚫️Arrows F-05J adb-interface driver の入手

以下の富士通さんのホームページでドライバをダウンロードする。

→windws用のドライバのみ提供していた。そのため、取り急ぎ、仮想環境win7-32bit(paralles)で実施。

→1つ上の階層でオープンソースも提供されているので、よくよく読めば、macでも対応可能と思われる。

 

Step3:⚫️USBデバッグOn/OffSW表示を可能にする。(「開発者向けオプション」の表示)

(1)端末情報->

    ビルド番号->

     7回タップ?(あと何回とか出る)->

       ディベロッパーモードへ移行

 

(2)上の階層に戻る->

       システム->

     開発社向けオプション(この表示が出ている)->

      Onへ

Step4:USBケーブルでPCとArrowsをつなぐ。

 

Step5:コマンドを打って、SDカードの初期化やら、内部ストレージ分、外部ストレージ分の切り分けを決める。

 

例えば、以下のような感じ。

Win環境では、DOSプロンプトを立ち上げる。

Step1でADBコマンドを格納したディレクトリを指定して、コマンド実行する。

c:\app\Java\android-sdk-windows\platform-tools\adb.exe shell次にsm list-disksと打つ。そうすると、カード容量が表示される。例えば、disk:179,64 SDカードの内部ストレージ化するには、以下のコマンドを打つ。sm partiton disk:XXX,XXX private

 

disk:xxx,xxxのところに、さきほど表示された数値を入れる。

==内部・外部の分割==

このままだと、100%内部ストレージになります。内部と外部を分割したい場合は、mixedを追加します。

sm partition disk:XXX,XXX mixed 10

こうすることで、内部領域が90%、外部領域が10%となります。

半々にしたい場合は、mixed 50とします。


コマンドプロンプトを抜けて、完了です。

 

参考にした先人の情報は、以下の通りです。

 

・arrows M03でSDカードの内部ストレージ化を解説

・Winでのadbコマンドの導入を細かに解説。